幸せを感じないなら【心の問題のスペシャリストがいる精神科へ】

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セロトニンの不足かも

胸をおさえる女性

早めに対処しよう

何気ない日常生活の中で幸せを感じるのは普通のことです。美味しいものを食べたり温かな日差しを浴びたりすると、セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。幸せホルモンなどと呼ばれ、広く知られるようになっていますが、この分泌が不足するとうつ病などを引き起こす場合があります。セロトニンの働きは感情や気分を安定させる、天然の精神安定剤のようなものです。長らく幸せを感じないな、と感じている人は、分泌を促す工夫をしてみるといいかもしれません。効果的な方法の一つが、太陽の光を浴びることです。冬になると抑うつ状態になる季節型うつ病の人は、日照時間の短さが影響しているとも考えられています。紫外線の害が叫ばれて久しい昨今ですが、適度な日光浴は必要です。また、食べ物では青魚や赤味の肉、チーズなどを食べるとセロトニンの生成を助けます。こうした工夫を続けても幸せを感じない、それどころか落ち込んだ気分や倦怠感などが強くなっている場合は、うつ病を発症しているかもしれないため、精神科を受診しましょう。幸せを感じないくらいで精神科を受診するのは、ためらわれるかもしれません。それでも、抑うつ気分の他、身体症状として代表的な疲労感や食欲不振、睡眠障害などが出ていれば、早めの受診が推奨されます。というのも、絶対ではないものの、うつ病は治療しないと悪化することが多いからです。それに加えて、治療で症状が一旦落ち着いても、ぶり返す可能性が上がります。幸せを感じない程度で放っておくと、良からぬ方向に進んでしまうリスクがあるということです。うつ病は、十分な休養と抗うつ薬の服用が大切と言われていますが、初期で治療を開始すれば休職せずに通院治療が可能です。中には受診の機を逃して重症になり、入院治療が必要になるケースもあります。そうすれば社会復帰に長い時間がかかる恐れがあるばかりか、転職が必要になるかもしれません。不規則な生活を整え、適度な運動にバランスの良い食事を心がけ、ストレスを緩和させることで自然治癒は不可能ではないものの、容易なことではありません。時には精神科の手を借りることも必要です。